RainyDay Bookstore & Cafeにて、黒田征太郎さんをスペシャルゲストに迎えた第3回ラブナイト、無事終わりました。お越しくださった皆様ありがとうございました。
今、コーヒーを飲みながら、燃え尽きた燃えカスの心境でこの原稿を書いています。そう、"獣になる夜"は紛れもなく"炎の夜"でした。
【前半:トーク】
トークコーナーから始まった今回のラブナイト。せっかくの機会なので、ここぞとばかりに、黒田さんにいろいろ聞いてみよう!ということで、いろいろ質問することに。
僕の心のバイブルとなっている黒田さんの本「KAKIBAKA」誕生の意外な裏話や(え、そんな感じだったんですか…)、今回のラブナイトのテーマの"獣"についての話など、貴重な話をたくさんうかがうことができたかも。
現在75歳の黒田さん。彼の30代の頃のお話は特に鮮烈でした。
僕たちラブナイトチーム(←後述します)が皆ちょうど30代前半なのですが、45年の年月を越えて、なんといいますか、こういうと非常におこがましいけれど、まるで黒田さんと自分たちが"時を越えた同い年"のような気持ちになっていく感じがして胸が高鳴る思いでした。
【後半:ライブセッション】
イベントの後半はセッション。黒田さんの絵と朗読、音楽、映像が、"獣になる夜"というテーマに向かって、そしてジャック・ロンドンの「火を熾す」に導かれて、この一夜だけのストーリーを紡いでいきました。
黒田さんの手を、映像がリアルタイムで追う姿は、まさに「手が走る」そのものでした。
隣に、黒田さんの獣の気配をいっぱいに感じながら、音楽もその手と一緒になって走りました。
この日のために書き下ろした"獣になる夜"という曲では、黒田さんが激しく力強くリズムを取りながら絵を描き、すべての要素が一つの火だるまのように転がっていくような、凄まじい殺気にRainyDayが包まれていきました。
それは、まるで何もないところから火が熾って、メラメラと炎になっていくような、静かだけど力強くて、ヒリヒリとした瞬間でした。
そして、この場を借りて、僕を支えてくれたラブナイト制作チーム、最高の仲間たちを紹介します!
【メンバー紹介】
そして、伊藤豊さんは、音響だけでなく、ラブナイトの構成作家として、前回に続いて、今回も一緒にラブナイトを一から考えてくれました。本当にいつもおつかれさま。今度、肩揉みます!
写真家の朝岡英輔さんは今回も素敵な写真を撮ってくれました。リハでもいろいろと手伝ってくれてありがとね。
そして、冒頭の繰り返しになってしまいますが、観てくれた皆さん、本当にありがとうございました。
皆さんの拍手や笑い声、息を飲む音、すべてがラブナイトの主役です。いつも耳を澄まして、感じています。ありがとう。ありがとう。
これからもよろしくお願いいたします。
7月11日(金)の第4回ラブナイトのお知らせも改めてしますね。
最後に、いつも素晴らしいチャレンジの機会を与えて下さる新井さん、switchの皆さんに感謝を込めて。
おつかれさまでした!!!!!
小島ケイタニーラブ