2014年5月14日水曜日

【自由への長い旅】第3回ラブナイト無事終了しました!




RainyDay Bookstore & Cafeにて、黒田征太郎さんをスペシャルゲストに迎えた第3回ラブナイト、無事終わりました。お越しくださった皆様ありがとうございました。
今、コーヒーを飲みながら、燃え尽きた燃えカスの心境でこの原稿を書いています。そう、"獣になる夜"は紛れもなく"炎の夜"でした。


【前半:トーク】
トークコーナーから始まった今回のラブナイト。せっかくの機会なので、ここぞとばかりに、黒田さんにいろいろ聞いてみよう!ということで、いろいろ質問することに。



僕の心のバイブルとなっている黒田さんの本「KAKIBAKA」誕生の意外な裏話や(え、そんな感じだったんですか…)、今回のラブナイトのテーマの"獣"についての話など、貴重な話をたくさんうかがうことができたかも。

現在75歳の黒田さん。彼の30代の頃のお話は特に鮮烈でした。
僕たちラブナイトチーム(←後述します)が皆ちょうど30代前半なのですが、45年の年月を越えて、なんといいますか、こういうと非常におこがましいけれど、まるで黒田さんと自分たちが"時を越えた同い年"のような気持ちになっていく感じがして胸が高鳴る思いでした。


【後半:ライブセッション】
イベントの後半はセッション。黒田さんの絵と朗読、音楽、映像が、"獣になる夜"というテーマに向かって、そしてジャック・ロンドンの「火を熾す」に導かれて、この一夜だけのストーリーを紡いでいきました。


黒田さんの手を、映像がリアルタイムで追う姿は、まさに「手が走る」そのものでした。
隣に、黒田さんの獣の気配をいっぱいに感じながら、音楽もその手と一緒になって走りました。


この日のために書き下ろした"獣になる夜"という曲では、黒田さんが激しく力強くリズムを取りながら絵を描き、すべての要素が一つの火だるまのように転がっていくような、凄まじい殺気にRainyDayが包まれていきました。


それは、まるで何もないところから火が熾って、メラメラと炎になっていくような、静かだけど力強くて、ヒリヒリとした瞬間でした。


そんな濃密な一夜でした。黒田さん、かけがえのない時間をありがとうございました。
そして、この場を借りて、僕を支えてくれたラブナイト制作チーム、最高の仲間たちを紹介します!



【メンバー紹介】

ピアノとコーラスをしてくれた山田杏奈さんは、僕にたくさんの響きを、インスピレーションをくれました。思い返すと、今までピアノと一緒に何かやる機会はほとんどなかった気がするけれど、こんなに自分の中の未知の部分が刺激されるとは、、ピアノもさることながら、杏奈さんが途中で歌ってくれた歌、とてつもなく美しかったです。



映像作家の高山玲子さんは、僕が彼女の映像作品に一目惚れして、かなりギリギリのタイミングでお誘いしたにも関わらず、本当に心を込めた素晴らしいサポートをしてくれました。高山さんの視点があったからこそ、僕は何の迷いもなく自分を解き放つことができました。黒田さんと僕を繋ぐ赤い糸の糸電話も高山さんのアイディア!(写真はリハ中の様子)



そして、伊藤豊さんは、音響だけでなく、ラブナイトの構成作家として、前回に続いて、今回も一緒にラブナイトを一から考えてくれました。本当にいつもおつかれさま。今度、肩揉みます!

写真家の朝岡英輔さんは今回も素敵な写真を撮ってくれました。リハでもいろいろと手伝ってくれてありがとね。

そして、冒頭の繰り返しになってしまいますが、観てくれた皆さん、本当にありがとうございました。
皆さんの拍手や笑い声、息を飲む音、すべてがラブナイトの主役です。いつも耳を澄まして、感じています。ありがとう。ありがとう。

これからもよろしくお願いいたします。
7月11日(金)の第4回ラブナイトのお知らせも改めてしますね。

最後に、いつも素晴らしいチャレンジの機会を与えて下さる新井さん、switchの皆さんに感謝を込めて。
おつかれさまでした!!!!!


それでは。またまた。


小島ケイタニーラブ